真剣交際後、成婚退会までのポイントをご紹介します。
真剣交際にかけられる時間はそれほどない
IBJでは、原則仮交際を合わせて3ヶ月での成婚退会が推奨されているので、時間はそれほどありません。
その間に、双方のご家族との顔合わせや、具体的な結婚観のすり合わせ(どこに住むのか、子供はいつ頃作るか、何人欲しいか、家計はお小遣い制か独立か、仕事はどうするかなどなどなど)をしながら、これまでよりも踏み込んだデートを重ねます。
結婚相談所のルールとして、皆さんが最も気にされるのは、お泊まりデート禁止や婚前交渉禁止に対してどう対応するかだと思います。そんなルールがあっても、男性側から婚前交渉を求められるケースはあります。女性であっても肌の相性も確かめずに、成婚を決意しても良いのかと迷うこともあると思います。
そんな時、どう判断するかきれいごと抜きで考えうるリスクと対策をご提案します。
結婚後のことをあらかじめ決めておく
法的には明確に決まっていない結婚に際しての決め事を「婚前契約」という形で文書に残しておくことも可能です。全く同じ結論でも、先に決めておいたら揉めなかったのに、後になったら揉めるというケースもよくありますので、結婚相談所のカウンセラーとよく相談して婚前契約という選択肢を考えてみましょう。
以下は、婚前契約に入れる項目の例です。
1. 財産分与
財産分与に関する項目は、離婚時にどのように財産を分割するかを明確にします。結婚前に持っていた財産や、結婚後に取得した財産の扱いを規定することが重要です。例えば、個人の預金、不動産、投資、退職金などが含まれます。これにより、離婚時の財産争いを防ぐことができます。
2. 収入管理
収入管理の項目では、夫婦がどのように収入を管理するかを取り決めます。共有口座を使うのか、個別の口座を維持するのか、またどのような方法で生活費や共通の出費を賄うかを明示します。これにより、日常生活における金銭的な透明性と公平性を保つことができます。
3. 生活費の分担
生活費の分担に関する項目では、各自がどの程度の割合で家計を支えるかを明確にします。住宅費、食費、光熱費、子供の教育費などの具体的な費目ごとに負担割合を決めることが一般的です。この取り決めにより、経済的な負担の偏りを防ぎ、平等な関係を築くことができます。
4. 債務の扱い
債務の扱いの項目では、各自が持っている債務の管理方法や、結婚後に発生する債務の分担方法を規定します。例えば、個人の学資ローンやクレジットカードの債務などが含まれます。この取り決めにより、夫婦間での債務のトラブルを避けることができます。
5. 子供の養育費
子供の養育費に関する項目では、離婚時にどのように子供の養育費を分担するかを取り決めます。養育費の金額や支払い期間、具体的な使途(教育費、医療費など)を明示することが一般的です。この取り決めにより、子供の生活が安定し、将来的な教育や育成に支障が出ないようにします。
6. 配偶者サポート
配偶者サポートの項目では、離婚後に一方が他方に対して経済的な支援を提供する場合の条件を規定します。支援金額や支援期間、支援の終了条件などを明示します。これにより、離婚後の経済的な不安を軽減し、公平な関係を保つことができます。
7. 退職金の分割
退職金の分割に関する項目では、離婚時にどのように退職金を分けるかを取り決めます。退職金は将来の生活を支える重要な資金となるため、その分割方法をあらかじめ決めておくことが大切です。これにより、離婚後の生活設計がしやすくなります。
8. 不動産の管理
不動産の管理に関する項目では、夫婦共有の不動産の管理方法や、離婚時の分割方法を規定します。例えば、住宅や投資用不動産の所有権や管理責任を明示します。この取り決めにより、不動産に関するトラブルを防ぎ、公平な関係を維持することができます。
9. 保険の受取人
保険の受取人に関する項目では、生命保険や医療保険の受取人をどのように指定するかを取り決めます。特に、離婚時や配偶者が亡くなった場合の受取人を明示します。これにより、将来の生活保障を確保し、不測の事態に備えることができます。
10. 将来の変更
将来の変更に関する項目では、婚前契約の内容を変更するための手続きを規定します。例えば、定期的に見直すことや、双方の同意に基づく変更手続きの方法を明示します。これにより、夫婦の状況や環境の変化に柔軟に対応し、契約が長期的に有効であることを確保します。
それ以外には、夜の営みの回数や家族イベント贈り物の考え方、どこまでを浮気とみなすか、子供作り計画や教育方針などを入れるケースもあります。
子供ができたら正式に結婚するということを婚前契約に入れて締結しつつ、結婚の準備は進めずに結婚を前提とするお付き合いを継続するという方法も稀ではありますが考えられます。
これらの項目を婚前契約に含めることで、夫婦間の関係を円滑に保ち、将来のトラブルを未然に防ぐことができます。
これから婚活する人も、すでに婚活している人も、お気軽にご相談ください。
ウェルネスメイト東京代表
カウンセラーが幸藤光希が
あなたのお悩みを解決します!
人生の大事なパートナーですので、自分で決める・考えるのは当然重要です。ただ、それが相手からどう見えるか、客観的な感想をコメントしてもらえるカウンセラーの存在は、相談所に登録することの最大のメリットだと思います。上から目線であれこれダメ出しされたくないと思うかもしれませんが、そこは相性だと思うので、いろんな人とお話ししてみて、素直にメッセージを受け止められるカウンセラーさんとの出会うことは、良きパートナーを見つけるためにとても大事な一歩となると思います。
決断ポイントは言語化しておく!
成婚退会するということは、もう結婚までのカウントダウンんが始まるということですので、大きな決断となります。また、IBJの会員になる人は、原則3ヶ月最長でも6ヶ月で成婚退会を決断する覚悟で望んでいますので、自身も相応の覚悟を持っておかないと、ペースが合わずに機を逃してしまいます。
人生における最も大きな決断の一つとなりますので、慎重に考える必要はありますが、石橋を叩き割ってしまっては元もこもありませんので、決断すべきポイントを言語化しておき、あとはそこに合致したら、もっと良い人が現れるのではないかとか考えずに思い切って決断してあとは後ろを振り返らないということが大事です。
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